コンビニのカップ麺売り場に、ちょっと変わった商品が登場して話題になっています。
ローソン×日清の「スープ激うま!」シリーズ――その最大の特徴は、なんと“具なし”。
普通なら物足りなさを感じそうですが、実は発売直後からヒットを記録し、再販されるほどの人気に。シリーズ累計では180万個を超える販売実績を持つなど、想像以上の反響を呼んでいます。
なぜ「具がない」のにこんなにも支持されたのか。その中から、今回は「コク辛とんこつラーメン」を、実際に食べてみて、その味わいや魅力をじっくりレビューしてみます!
🍜基本情報

商品名 | 麺大盛り コク辛とんこつラーメン |
メーカー・ブランド名 | ローソンPB / 製造:日清食品 |
ジャンル(お菓子/冷凍食品など) | 即席カップめん |
購入場所 | ローソン |
価格(税込・税抜) | (税抜)183円 |
カロリー・栄養成分表示 | 499kcal |
原材料(アレルゲン/添加物) | 小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉 |
📓PBらしいシンプルな潔さ

今回のカップ麺は「麺大盛り コク辛とんこつラーメン」。
パッケージは生成りに近いシンプルなクリーム色をベースに、黒の縁取りと赤い差し色が効いた、落ち着いたデザイン。商品名の下には「唐辛子とにんにくがきいたとんこつスープ」とだけ記され、具材の写真も最小限。
中身は麺と乾燥ネギのみ。別添は「先入れ粉末スープ」と「後入れ調味オイル」の2種類というシンプル構成。具がないとはいえ、外観・構成どちらも「スープで勝負をしに来ている」という意図が伝わってきますね。
🐣平打ち麺のチキンラーメン感

粉末スープと調味オイルを入れると、にんにくの香りがふわっと広がって、自然と食欲がわいてくる。とんこつスープはしっかりコクがあるのに、くどさはなくてちょうどいい濃さ。そこにピリッとした辛味が加わって、シンプルながら味はしっかりしています。
麺はやや平たいタイプで、どこかで食べたことのある感触。食べ進めるうちにここで「あ、これチキンラーメンの麺に似てるな」と思って製造会社を見てみたら・・・あ、なるほど、日清が作ってたんだねと納得しました。チキンラーメンファンとして、チキンラーメンの麺で、他の味が楽しめる感覚も個人的には良かった点でした。ただ、お湯を入れてから5分なのですが、5分待つと麺がふやけて感じたので、硬めが好きな方はもう1分ほど待つ時間を短くしてもいいと思います。これもチキンラーメン理論と同じです笑
液体スープがついてるカップ麺って、スープのレベルが高い印象があるけど、今回もその例に漏れず。具なし(最低限ちょこっとある)ではあるが、味の軸がブレてないから物足りなさは感じなかった。シンプルな構成だからこそ、麺とスープをまっすぐ楽しめる一杯と言えるでしょう。
🟡無駄のない美味しさ

具なしカップ麺と聞くと、正直ちょっと物足りないんじゃないかと思っていました。けれど、食べてみるとスープと麺の完成度でしっかり成立していて、想像よりもずっと満足感がありました。とんこつのコク、にんにくの香り、ほどよい辛さ。この3つがブレずにまとまっていて、食べ終わったあとに「これでいいよな」と思える仕上がりです。
麺の食感がチキンラーメンっぽくてどこか懐かしいのもよかった点。インスタント感はあるけど、それがむしろこの商品の個性になっている気がします。
ボリュームもあってお湯を注ぐだけ、という手軽さを含めて、コンビニでさっと買ってしっかり食べたいときにはちょうどいい。
最後に、ふたのデザインですが、まさに無駄のないシンプルな「画なし」!!そんなPBは庶民(私)の味方だ。
コメント